ビリヤード上達法!必ず存在する停滞期を有効に使う
どんな競技にも上達する上で停滞期が存在します。他の競技においても同様で多くの本でも停滞期が必ずあると書いてあります。停滞期があることにより競技をやめてしまう人や前までの熱量で上達を求めなくなってしまうという人も中には居ると思います。
中でもビリヤードは停滞期が多い競技だと考えています。停滞期がどうしてあるのか?抜け出すために何をすればよいのかを書いて行きたいと思います。
上達とは
停滞期を話す前に個人的に考える上達を説明しておきます。
上達をイメージでたとえるとRPGゲームで最強のキャラクターをつくるようなものだと考えています。最強は無限にあるため上達を目指している以上は完成は無いものだとも考えています。
キャラクターを強くするためには、レベルアップをして基礎能力を上げることや装備を強くしていったり、使える技の数を増やしたり、技のコンボをつなげられるようになったりすることです。
停滞期はなぜあるのか
基礎能力を高めることにおいては停滞期はそこまで大きく存在しないと考えています。もちろんレベル1から2に上がるための労力と99から100に上がるための労力は大きく異なりますがそれは停滞としないこととしています。
基礎能力を上げること以外のことに対してはほとんど停滞期が存在していると思います。装備を強くするためにはレベル100まで育てた木の剣を一度捨てて鉄の剣をレベル1から育てなくてはなりません。使える技を増やして使うためには使い慣れていない技を使い続けて慣れることから初めてコンボをつなげる際はあらゆるパターンを瞬時に出せるようになるために練習する必要があります。
上達する(強くなる)ためには今ある能力を制限して新しいことを取り入れることが必要になります。
ビリヤードにおいての停滞期
読んでいる方気になることだと思います。上記はイメージを言葉にしたようなものなのでビリヤードについて詳しく書いていきます。
まず前提としてビリヤードは頭の競技と考えています。例えばポケットに的球を入れるにはまず一例としてイメージボールという知識が必要です。他にもまっすぐつくためには身体をどのように動かすか頭で考えます。ほかにもビリヤードにおいてはほとんど知識’(頭)を使ってプレイをしています。
頭を使ってプレイするということは頭でやりたいことが身体でできなければいけません頭で考えることが身体に反映されるための時間がまずはじめの停滞期です。
さらに停滞期は続きます。頭を使ってプレイするのであっている情報と間違っている情報があります。それを整理する時間があります。もちろん意識的に整理することも可能だと思いますが基本的には時間をかけることで勝手に排除されていくと考えても良いかもしれません。
整理が終わるとつなげる作業が必要になります。使える知識と知識をあわせて使用するためにもまた少しの時間がかかりますがこれは停滞期からグラフが右肩上がりに上がり始める部分と考えているので停滞期は脱出していると考えても良いでしょう。
今までのことをできるだけわかりやすく例えるならジグソーパズルをそろえるようなものです。
ジグソーパズルをそろえるためにパズルをとりあえず集めます。ここでは使うものか使わないものかはまだ分かっていません。それを必要そうなものに整理をしていきます。必要そうなもののパーツで外枠を作っていきます。ここまでが情報を整理する作業に近いです。外枠ができてからは後は完成に向けてそろえていくだけです。
外枠を作るまでが上記の停滞期で整理をする作業のようなものでパズルの中で一番時間がかかり大変な作業だと思います。外枠ができてからは完成(上達)の実感がわいてくるためますますスピードアップしていくと思います。
これが停滞期と考えています。木の剣から鉄の剣にバージョンアップするときに毎回このような作業を繰る返すことで段々と上達していくと思います。
あくまで個人の体験と考えを中心に停滞期について書いてきました。
もちろんビリヤードをしている人の全員が上達だけを求めてプレイしているわけではないと思います。たのしんでプレイされている方々も少し参考にしていただけると嬉しいです。